経済的自由のススメ

好きなことで稼いで、保険として投資で資産形成して、それを死ぬまでに全部使い切る、という生き方のススメ

ソーシャルレンディングの会社比較:2016年版(Part 1)

前からこのブログを読んでくださってる方たちは知ってると思いますが、今村の資産はほとんどUSドルです。これらは基本、米国株やアメリカの投資信託なんかで運用していてまあまあリターンが出ているので問題なしです。

でも日本円には困っていました。日本の株式市場は、あたしから見ると短期志向で日銀が高値で買いにくるとか企業価値と関係ない要素が多すぎます。なので、どうしても日本株は短期志向でテクニカルなやり方でないとうまくリターンが出せない気がするんですが、市場に張り付いているのはイヤなんですよね。でも日本の定期預金も利率がひどすぎて頭にくるレベルです。

そんなこんなで「これならいいんじゃないか」とたどり着いたのがソーシャルレンディングでした。

ソーシャルレンディングという投資オプションがあった!

で、それ以来、せっせとソーシャルレンディングへ日本円を移動させている今村ですが、ソーシャルレンディングの会社にもいろいろあるとかね、それなりに学んだので、この辺でソーシャルレンディングを提供している会社をリストして、今の時点での今村の見解をまとめておこうと思います。ソーシャルレンディングに興味がある人は参考にしてください。

会社は分かりやすいように、設立・サービス開始が古いものの順にリストしてあります。

投資アプローチ

現在の今村のソーシャルレンディングに対する投資アプローチは、利率が良い案件を提供していて出入金になるべくお金がかからない(=リターンを下げない)会社から順に検討し、ケース・バイ・ケースで納得できればその納得レベルに応じた金額を投入して試してみる、というものです。このため、全部の会社の大まかなレベルでの比較はしていますが、まだ詳しく検討していない会社も現時点ではありますのであしからず。

会社比較Part 1

maneo

2007年8月に設立された運営会社maneoマーケットが2008年10月からサービスを開始した日本では一番古いソーシャルレンディングのプラットフォームです。国内の不動産や中小企業向けのローンファンドが中心ですが、2015年の6月からはソーシャルレンディングのフランチャイズも始めており、加盟者が扱っているファンドの募集もありました(今後もあるのかは不明)。

期待利回りは5%~7.5%がほとんどで、キャンペーンと称して利回りを高めに設定しているものでも8%ほどです。たまに10%などもありますが、ハイリスクという位置づけです。運用期間は様々ですが、12ヶ月前後のものが多いようです。出金手数料は三菱東京UFJであれば216円、その他は432円です。投資は一口6~7万円から。

総評:登録ユーザーも多く、経営が確立しているが、その分投資家の利回りは低めで、キャッシュバックなどのキャンペーンもない

興味がある人はこちらから>>maneo

AQUSH

エクスチェンジコーポレーションが運営するプラットフォームです。会社は2008年5月に設立され、サービスは2009年12月に開始されています。

サイトを見ると、保証ローンファンド(中小企業に対して保証と不動産担保で行う融資)、グローバルファンド、ecoエネルギーファンド、お金を運用したい人と借りたい人を結ぶAQUSHマーケットというの4つの選択肢があるように見えますが、グローバルファンドは2015年時点で取り扱い中止、エネルギーファンドとAQUSHマーケットではあたしが知る限りずっと募集がなく、唯一「今すぐこのファンドに出資」のボタンが生きている保証ローンファンドは金利4%になっているのにクリックすると8%に変わっていて、でも一体何に投資することになるのか情報が出ていない状況です。

プレスリリースなどのニュースは2014年7月時点で更新も止まっています。

総評:そもそも今でも営業してるのか不明。

興味がある人はこちらから>>AQUSH

SBIソーシャルレンディング

SBIグループが100%出資しているSBIソーシャルレンディング株式会社が2011年3月から運営しているプラットフォームです。SBI証券に株式を預けている人に対して株式を担保に融資する「証券担保ローンファンド」、不動産担保ローン事業者に対して第三債務者(ローン事業者が貸付する相手)の貸付債権を抵当に融資する「不動産担保ローンファンド」、その都度事業者に対して組む「オーダーメイド型ローンファンド」の3種類の商品を提供しています。利回りはそれぞれ、2.0%、2.8%~4.8%、5%前後で、投資はそれぞれ一口1万円、1万円、5万円からです。出金手数料は一律420円。

総評:SBIグループで会社的には若干安心感があるが、利回りが低い

興味がある人はこちらから>>SBIソーシャルレンディング

クラウドバンク

証券会社である日本クラウド証券が2013年12月から運営しているプラットフォームです。ファンドのタイプは「新興国マイクロファイナンスファンド」「不動産担保型ローンファンド」「中小企業支援型ローンファンド」「代替エネルギー特化型ローンファンド」ですが、新興国マイクロファイナンスファンドに関しては、第3号の募集が2015年の4月にあったきり最近は何も出ていません。残りの3種類のファンドは継続して募集されていて、どれも大体6%前後の利回りとなっています。また、最低投資額が1万円、ほとんどが12ヶ月以下の案件ばかり、そして出金手数料がかからないので手軽ファンドのしくみについてはきちんと説明がありますが、融資の対象となるプロジェクトや事業者についての説明が少ないです。

総評:利回りは低めだが、最低投資額が低く、運用期間も短いものが多いので始めやすいかも。

興味がある人はこちらから>>クラウドバンク

クラウドクレジット

クラウドクレジットについてはこちらで書いています。↓

クラウドクレジットでファンドを買いました

クラウドクレジットでファンドを買いました:その2

総評:ほとんどの会社が国内の不動産や中小企業関連のファンドを扱っているなか、金利がもともと高い海外の個人ローンを扱って小口分散型で利回りが高いファンドや、信用格付けが低くても(=利率が高い)外的要因に守られている市場のファンドなど、魅力的なオプションを提供している。ファンドに関する情報量も多い。

興味がある人はこちらから>>クラウドクレジット

OwnersBook

OwnersBookは総合不動産会社であるロードスターキャピタルが2014年9月から運営しているプラットフォームです。もともとゴールドマン・サックスで不動産を専門にしていた人たちが設立した会社で、ゴールドマンのOBが6名、その他の社員もほとんどが不動産鑑定士、不動産証券化マスター、宅地建物取引士などの不動産関係の有資格者という不動産スペシャリスト集団だったんですが、のちにIT関係の会社から出資を受けたことを契機にITサポートを得てOwnersBookを立ち上げています。 ロードスターキャピタル自体は現在も不動産への自己投資をメインにしていて安定した業績を持っています。

このような背景なので、投資案件は不動産に限られています。期待利回りはほとんどが5%で設定されていて、これまでには4.8%や4.9%などと下回ったケースもありますが、物件売却時にターゲット価格を上回ると追加配当が出るしくみになっているので、14%以上へと大きく上回ったケースもあります。運用期間は1~2年が多いようですが、期限前償還になるケースも多いようです。投資は一口1万円からで、出金手数料は300円です。

総評:不動産の目利きという点では、他のソーシャルレンディングの運営会社よりも秀でているはず。期待利回りはほとんどが5%だが、確定利回りが大きく上回る場合もまれにある。

興味がある人はこちらから>>OwnersBook

ラッキーバンク

ラッキーバンクについてはこちらで書いています。

ラッキーバンクで不動産投資ファンドを買います

買うと言っていたラッキーバンクのファンドを買いました

ラッキーバンクの新しい案件のレビュー

ラッキーバンクがLBIリアルティという子会社を設立した件について

総評:不動産に特化したソーシャルレンディング。すぐに満額成立になるので買付けしにくく、また期限前返済もよくあるようだが、ほとんどの案件の期待利回りが9~10%と高めで出金手数料もなし。

興味がある人はこちらから>>ラッキーバンク

LCレンディング

maneoフランチャイズの加盟者の1つで、事業用不動産の賃貸事業を行っているロジコムの子会社であるLCレンディングがmaneoのプラットフォームを利用して行っているソーシャルレンディングです。LCレンディングの設立は2014年12月ですが、ロジコム自体は1992年7月に設立された東証JASDAQ上場企業です。ロジコムにはLCパートナーズというアセットマネジメント事業を行っている子会社もあり、LCレンディングの設立には、LCレンディングで不動産用の資金調達をして、資産となった物件をLCパートナーズでアセットとして管理し、ロジコムがプロパティとして管理するという一連のサービスをクライアントに提供するという意図もあります。

ファンドの期待利回りは6%前後で、運用期間は6ヶ月か12ヶ月というパターンが多いようです。投資は一口3~4万円からあり、案件によってはロジコム自体が保証するものもあります。出金手数料は三井住友銀行の東大和支店宛であれば216円ですが、その他の支店だと432円、三井住友以外の銀行の場合は756円です。

総評:ロジコムグループで一連のサービスを行う案件はリスクが少なそうだし、利回りも低い方ではない(高い方でもないが)。出金手数料は高い。

興味がある人はこちらから>>LCレンディング

みんなのクレジット

みんなのクレジットについてはこちらで書いた通り。

ソーシャルレンディングの会社もいろいろあるので注意

総評:会社の経営という観点で疑問点が多いが、キャッシュバックの量はハンパない。

興味がある人はこちらから>>みんなのクレジット

Part 2の予告

Part 2では、以下の会社を見ていきますのでよろしく。

  • スマートエクイティ
  • GAIA FUNDING
  • トラストレンディング
  • Crowd Lease
  • スマートレンド
  • J.Lending
  • TATERU FUNDING
  • アメリカンファンディング
  • Crowd Realty

 

追記:Part 2、書きました!

ソーシャルレンディングの会社比較:2016年9月版(Part 2)

追記その2:2017年版も書きました!

ソーシャルレンディングの会社比較:2017年版(Part 1)