お久しぶりです~。
朝のツイッターをやめて以来、ツイッター自体もほとんどしない状態になっちゃいましたが、今村は相変わらず元気にやっています。
みなさんも元気だといいんですが。
特に「自分も教養を深めるべく頑張ります」的なコメントをしてくれた人や、「自分との約束や体験したいこと・やりたいことリストを実践してます」的なコメントをしてくれた人、その後どうですか?今村はたまにみんなのことを考えて、少しでも人生が良くなっているといいなと祈っています。
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さて、それで今日は何なのかと言うと、今村の誕生日なんです。以前こんなことも書きましたが、
恐ろしいことに、あれからもう2年も過ぎてしまい、52歳になってしまいました。
はっっっやっっ!!!!!
どゆこと?????
……って感じなんですが、マジで早いんですよ、ぼーっとしてるとあっという間に人生なんて終わっちゃう勢いなんですよ。やりたいことをどんどん企画して実行しなくちゃ!と強く思う今日このごろなんです。
それでですね、今日は来年の誕生日(とその前後)にやりたいことを書いておこうと思います。
以前書いた「体験したいこと」と「やりたいこと」の例にもなるんじゃないかと思うので、
よかったら参考に読んでいってください。
2024年4月8日にやりたいこと
今村が来年の誕生日にやりたいのは
- 昔住んでいたテキサス州オースチンを再訪し
- 皆既日食を見る
です。
まず、このTEDトークを観てください。
(英語ですが、右下の歯車アイコンをクリックすると字幕言語を変更するメニューが出てきます。)
「Before you die, you owe it to yourself to experience a total solar eclipse.」と言っています。
日本語の字幕では「死ぬまでにあなたは皆既日食を是非体験すべきである」と訳されていますが、「owe it to yourself」は「自分に借りがある」みたいなニュアンスです。「死ぬ前に、一度は自分に皆既日食を体験させてあげなくちゃダメ」と言っているわけです。
このTEDトークは2017年のものですが、今村が観たのは2019年の秋でした。なので、この中で言及されている2017年のアメリカでの皆既日食は終わったあとだったんですが、これはやりたい!と思って、その場で自分のやりたいことリストに「皆既日食を見に行く」と書き込みました。
ただ、それ以降今年までの皆既日食は、
- 2020年12月15日(チリ、アルゼンチン):行く気満々だったが、コロナで海外旅行しにくい状況真っ只中で断念
- 2021年12月4日(南極):場所的に検討外
- 2023年4月20日(東ティモール、インドネシア):通り道がほとんど海上なのと、そもそも観測時間がとても短いことから、難易度が高くて断念
という感じで、ダメでした。
次のチャンスは、2024年4月8日にメキシコ、アメリカ、カナダを横切る皆既日食です。アメリカ国内では、テキサス州からインディアナ州の方へ抜けていきます。オースチンも通ります。
- ここ数年ずっと見たいと思っていた皆既日食が、
- 自分の誕生日に、
- いつか再訪したいと思っていた土地を通過する
という奇跡です。これは行くしかないです。
2024年4月8日に体験したいこと
最初に挙げた今村の「体験したいことリスト+やりたいことリストの実践法」を読んでくれた人はわかると思いますが、「体験したいこと」と「やりたいこと」には違いがあります。前者が目的で後者が手段、体験したいことを体験するためにやりたいことをやる、という考え方です。
まあ、これをしたらこれが体験できるんじゃないか……という希望的観測をもとに試すだけなので、本当にそうなるかはやってみないとわからないんですけどね。
それはともかく、今村が来年の誕生日に体験できたらいいなと思っているのは「畏怖」です。
具体的には、
- 人間の力なんて到底及ばない圧倒的な何かに打ちのめされて、
- 人生や人類なんてものはそれより大きな何かの一部でしかないと思い知らされ、
- 身の程を感じる
という体験です。
実際、人類なんて、宇宙レベルで見ると本当にちっぽけなものです。地球も天の川銀河では小さな点でしかないし、天の川だって無数にある銀河系の1つでしかありません。
そういう視点に立つと、細かいことでくよくよするのがどんなにアホらしいか、そしてその一方、普通の日々がどんなに奇跡的なのか、よくわかります。
ただ、こういうことって、頭でわかっていても壮大すぎて実感しにくいんですよね。
信心深い人の中には、宗教を通して神のような超人的存在を認識し畏怖を感じたことがある人がいるかもしれません。でも、今村はあんまり信心深くないので、宇宙に行って地球を外から見るとかしない限り畏怖体験は無理かなぁと思っていました。
……上のTEDトークを観るまでは。
上のTEDトークでは皆既日食を「ultimate experience of awe=究極の畏怖体験」だと言っています*1。
It's like I had left our solar system and was standing on some alien world, looking back at creation.
まるで太陽系から離れてどこかの異世界に立ち、宇宙を眺めているかのようでした
なるほど、そんな感じなら確かに畏怖体験かもしれません。
試しますよ、試しますとも。
その他やりたいこと
……てことで、メインは皆既日食ですが、せっかくひさしぶりにテキサスに行くので、他にもいろいろやりたいと思っています。これからいろいろ考えたらもっと出てくると思いますが、とりあえずパッと浮かんだことを挙げておきます。
テキサス大学オースチン校を再訪する
今村の母校です。1994年12月に卒業しました。
最後にオースチンを訪ねたのは2001年10月なので、オースチン再訪自体は23年ぶりくらいなんですが、2001年のときは大学は見に行かなかったので、大学は30年くらいぶりになる計算です。
住んでたアパートなんかもどうなっちゃってるのか見たいですね。
ブルーボネットを見に行く
日本だと春は桜ですが、テキサスでは春と言えばブルーボネットです。
4月だったらちょうど時期だ、30年前はバーッと一面に咲いてるところがあったんだよなぁ、今もあるのかなぁ、と思っていたら、オースチン在住のアルマジロさんがブルーボネットを話題にしていました。なので、おすすめスポットを尋ねたら記事にしてくれました。
最低でもこのうちのどれか1つは行きます。
コウモリの大群を見に行く
オースチンのコングレス・アベニュー橋の下には、毎年3月中旬ごろにメキシコオヒキコウモリの群れがやってきます。そして10月下旬ごろに南下してしまうまで毎晩日没前にここから一斉にエサを求めて飛び立つので、その様子を見ることができます。
これもオースチンの風物詩なので、30年ぶりに見たいですね。
テキサススタイルのBBQを食べに行く
正直、昔ほど食べられなくなっているので、自分がテキサスサイズのBBQに立ち向かえるのか自信がないんですが、これはたまに「ああ食べたいなぁ」と思うものの1つなので外せないですね。
アメリカのBBQと言えば南部が代表的です。そして南部の中でも地域によってバリエーションがあってどれも美味しいんですが、テキサスに行ったらやっぱりBBQソースをつけて焼くスタイルじゃなくてスパイスを揉み込んで燻すスタイルのテキサス・ブリスケットを食べたいです。
Tex-Mex(テキサス風メキシコ料理)を食べに行く
メキシコ料理も普通に好きなんですが、テキサスに行ったらやっぱりTex-Mexを食べたいです。「カリフォルニアに行ったらカリフォルニアロールを食べよう」とか言っているのに似てる気がしないでもないですが、いいんです、食べたいので。
あと、普段はマルガリータみたいな甘めのカクテルは飲まないんですが、Tex-Mexのときはマルガリータも飲みたいです。もちろん塩付き。
それからそれから
上に挙げた以外にも、昔はなかったBullock Museumとか、実は行ったことがないヒューストンのSpace Center*2とか、SpaceXがあるBoca Chicaとか、もしかすると行きたいかもしれないところがいろいろあるので、その辺はおいおい検討していこうと思います。
テキサスは(そして特にオースチンは)、カリフォルニアから企業が移転するトレンドもあって、ここ10~20年の間に大きく発展しています。今村がいた頃とは全然違っちゃってると思うんですが、そういう側面を見るためにはどこに行くといいのかも考えたいです。
皆既日食についても、もう少し勉強しておきたいです。
あと、現地でも皆既日食観測イベントが開催されると思うので、そういう現地情報ももっと日が近くなったら調べるつもりです。
来年が今から楽しみです。