経済的自由のススメ

好きなことで稼いで、保険として投資で資産形成して、それを死ぬまでに全部使い切る、という生き方のススメ

あなたはお金に対してどんな価値観を持っていますか?潜在的価値観をテスト

以下はもともと2016年に書いた記事ですが、価値観をテストしてくれるサイトへのリンクが切れてなくなってしまったので、この記事内でテストができるようにリライトしました。

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みなさん、こんにちは。スマホの2年契約が終わって格安SIMに乗り換えた今村です。

たいていWi-Fiがある環境にいてパケ放題とか払ってる意味が全くなかったので、データ通信は使った分だけ払うプランになって月々の料金が4分の1以下になりました。わーい。

で、それはいいんですが、どこで申し込みしようか検討するときに「一番お得なのはどこだ!」みたいに結構ムキになって調べてる自分がいて、自分にちょっとがっかりしました。

格安SIMであればどこでも今までよりかなり格安になってたわけでぶっちゃけどこでも大きく変わらなかったのに、微妙な料金の違いまで一生懸命調べていて、後から我に返って「あんた人生の時間の使い方間違ってるでしょ……」と自分で自分にツッコミました、ええ。

それで「お金に対する潜在的な価値観みたいなのがマズイのかなぁ?」と思ってちょっとググってたらMoney Scriptsというのを見つけました。へぇーと思ったので今日はこれについて書きます。

Money Scriptsとは

Money scripts(お金の台本)とは、金融心理学者のBradley T. Klontz氏とSonya L. Britt氏が検証し提唱したコンセプトです。それぞれの「お金の台本」は周りの大人や環境によって子供の頃に植え付けられたお金に関する価値観のパターンを示します。

だいたいは無意識のうちに持っている価値観ですが、大人になった時のお金に対する考え方や行動に大きく影響を及ぼします。

実際の論文を見たい人はこちら↓

How Clients’ Money Scripts Predict Their Financial Behaviors (PDFが開きます)

悪影響がある3つの「お金の台本」

2人によると、大人になった時に悪影響を及ぼす価値観は主に以下の3パターンに分けられます。

お金を軽視するパターン

お金は汚いものだという価値観です。
質素な暮らしこそが美徳だとか、お金持ちというのは欲深い人たちだとか、お金が人を堕落させるとか、そういう考え方です。
お金に良くないイメージを持っているため、無意識に自分の経済的成功を阻む行動をとりやすく、お金を捨てるようなことをしたりします。
これに当てはまる人は銀行などの明細をきちんと見ない、浪費する、買いだめする、予算を守れないなどの傾向が強いそうです。

お金をステータスと見なすパターン

どれだけお金を持っているかが人の価値を示すという考え方です。
お金があるステータスを重視しているだけでなく、高潔な生き方をしていればお金に困ることはないと信じていることも多いため、お金がないのに見えを張って散財したり、ギャンブルに走ったり、借金をしてその事実を隠したりする傾向が強くなります。

お金を崇拝するパターン

幸せかどうかはお金があるかによるという考え方です。
貧しいと幸せになれないとか、お金さえあれば幸せになれるなどの価値観がある一方、お金はどれだけあっても足りないと考えています。
これに当てはまる人は、収入が少なかったり、純資産が少なかったり、クレジットカードによる負債がある傾向が高くなります。また、衝動買いや買いだめも多くなる傾向があり、家庭を顧みず仕事する傾向もあるようです。

良くも悪くもなり得る「お金の台本」:お金に用心深くなるパターン

上記の3つに加えて良くも悪くもなり得る台本がお金に用心深くなるパターンです。
倹約することやお金に対しての慎重さが特徴の価値観で、貯金や節約につながるので経済破綻や浪費を避けることができる傾向があります。
ただ、これが行き過ぎるとお金に関して用心深くなりすぎて不安感が増し、お金で買えるものや安心感を楽しむ心の余裕がなくなります。

あなたを支配する「お金の台本」は?

コンセプト的にはわりと簡単なので、上の説明を読んだだけである程度は自分にどの傾向があるのか分かるかもしれません。

とは言え、最初に述べたように無意識の場合も多いので、ちょっとテストしてみましょう。

質問項目

下にある質問項目に以下の選択肢を使って答えてください。

Q1=1点、Q2=2点、みたいな感じでメモっていってくださいね。

  • 全く同意しない(1点)
  • 同意しない(2点)
  • あまり同意しない(3点)
  • 少し同意する(4点)
  • 同意する(5点)
  • 完全に同意する(6点)

Q1. もっと貧乏な人がいるのに自分だけお金持ちになれない

Q2. お金がもっとあればもっと幸せになれる

Q3. 自由はお金で買える

Q4. 万が一の時のための貯金がなかったらとても心配だ

Q5. 最高級のものでなければ買う意味がない

Q6. お金持ちの人というのは欲深いのだ

Q7. 貧乏な人というのは怠慢なのだ

Q8. 現金で買えないのであれば買うべきではない

Q9. 必要以上のものを所有するのはよくないことだ

Q10. 車や家などは中古は買わない

Q11. 金儲けをしている人は他人を利用している

Q12. 万が一の時のために貯金しておくことは大事である

Q13. お金はいくらあっても足りない

Q14. 私の問題はお金さえあれば全て解決する

Q15. 自尊心と純資産の大きさは比例する

Q16. 時間がかかっても一番おトクなものを探すべきだ

集計の仕方と結果の見方

それぞれの傾向度を以下の通り集計してください。

  • Q1+Q6+Q9+Q11=お金を軽視する傾向度
  • Q5+Q7+Q10+Q15=お金をステータスと見なす傾向度
  • Q2+Q3+Q13+Q14=お金を崇拝する傾向度
  • Q4+Q8+Q12+Q16=お金に用心深くなる傾向度

24点中12点以上(つまり半分以上)になるとその傾向があるという判定になります。そして点数が高ければ高いほどその傾向が強いことを示します。

複数の傾向が見られることはよくあることで、一見相反する傾向の組み合わせであることもよくあるそうです。

職業別に見た典型的な「お金の台本」

ちなみに、Klontz氏とBritt氏の研究によると、職業でその人の「お金の台本」を予測してどのような影響を受けやすいか判断できるそうです。

例えば、お金に関してアドバイスする職業であるファイナンシャルアドバイザーと比べた場合、精神医療専門家はお金を軽視する傾向があるそうです。

事業経営者はお金をステータスを見なす傾向があるそうです。また、精神医療専門家や教員はお金のことをなるべく考えないようにして明細なども見ない傾向があるとか。

お金に対する価値観とその人の職業の選択が相関しているというのはわりと納得できる話ですが、教員の傾向がお金のことを考えたり話したりしたがらないっていうのは問題のひとつかもしれないですね。

まとめ

どうでしたか?

今村の場合、お金が全てとは思っていませんが、お金で買える自由はあると思っているしコンスタントにお金の心配をしなくていいほうが精神的負担が少ないと思ってるので、その辺が「お金を崇拝するパターン」としてちょっと表れてるみたいです。

あと「お金に用心深くなるパターン」も当てはまるみたいです。

個人主義のアメリカで暮らしていた時はわりと自分の努力が自分の経済的立ち位置に直結している感覚があってお金のこともあまり心配していませんでした。でも、日本に帰ってきてからは自分の努力に関係なく社会全体が衰退していて巻き添えを食らいそうな感覚が強くなってきていて用心深くなっている気がします。

なんにせよ、自分は潜在的にこういう傾向があるんだなと認識しておくと行動していて(またはする前に)気づけていいですよね。

あたしもまたどうでもいいレベルの細かいことを延々と分析したりしないよう気をつけます。

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(追記)

この後、労働所得がなくなっても大丈夫なレベルの経済的自由を得たので(しかもそう言いつつ仕事自体は好きなので減らしつつも続けているので)お金に用心深くなる傾向はなくなりました。

「お金があれば選択肢が増えるからお金で買える自由はある」「お金で解決できる不幸せはあるから最低レベルの幸せは買える」みたいなことは相変わらず信じてるので、お金を崇拝する傾向はまだちょっとあります。以前より弱くはなりましたが。