経済的自由のススメ ~そのあと~

経済的自由を得て現役引退したあとの生き方

遺産相続のドタバタ

最近あたしの周りではいろいろなことが勝手に起こっているんですが、その1つが遺産相続です。先日亡くなった伯母の。

エンディングノートを書こうとしてリアルにわかったことの報告

伯母は独身で子供もいませんでした。だから弟である父が伯母の遺産を全部相続するんだろうと家族全員が思ってました。手続きも簡単だろうと。

なので、両親に「どうやって手続きすればいいんだろうね?」と聞かれて「行政が無料相続相談してるからそこで聞いてきなよ」とテキトーな返事をしてました。でも後日、母と話していて衝撃の事実が明らかに。

 

 

「無料相談行って来たんだけど、なんか異母兄弟全員に連絡取らなきゃダメみたい」

……は?

 

「おばあちゃん、後妻さんだったんだけど、先妻さんにも子供がいたの」

は??

 

「おばちゃんとお父さんの異母兄弟にあたる人がいるの。7人

はあ???

 

ずーっと2人姉弟だとばかり思ってたんですが、なんと父は9人兄弟の末っ子でしたwww。

父は異母兄弟がいることは知っていたけど全く交流がなかったから忘れてたらしいです。母も結婚したときに父から自分は長男じゃないと聞いたことがあった気がするけど忘れてたということです。で、全く交流なかったから連絡先も分かんないし、一番上の2人は生まれてすぐに亡くなってることは分かってるけど、残りの5人は生きてるのか死んでるのかも分からない、年齢的に死んでる可能性が高いんだけど、その場合は子供が相続権を引き継ぐから、場合によっては連絡つけなくちゃいけないのは5人どころの話じゃないかもしれない、と。

あははははは。もーね、ここまでくると笑うしかないです。

でもはっきり言って伯母の遺産ってたいしたことないんですよね。10人とかで分けることになったら手間と経費の方がかかっちゃうんじゃないかってレベルです。なので、もう相続放棄しちゃえば?って言ったんですが、やっぱりきちんとやりたいって言うんですよ。まあ気持ちは分かりますがね……。それにしても全く交流がない異母兄弟がいるってわかってたら絶対伯母に遺書を書かせてたのに、と思うと悔しいです。お金がどうこうって言うよりもめんどくさすぎでしょう、それじゃ。

で、こりゃ大変だろうし時間かかるだろうなぁ……と思ってたんですが、しばらくしてから伯母の遺品の中からそれらしき連絡先が2つ見つかり、1つが伯母と父の姉でもう1つが甥だと判明。しかも甥は伯母の家にも行ったことがあったらしく、連絡がとれたその日にいきなり先妻側のメンバーのリストと連絡先を持って訪ねて来てくれました。

再度ビックリです。それにあたしにしてみれば従兄弟ですもんね、よく考えると。

いやぁ、人生いろいろなことがありますねぇ。

さらに、ひとしきりお互いの状況などを伝えあったあと、「あの家じゃ売ってもたいしたお金にならないでしょうし、他の人には相続放棄するように電話を入れておきますからそれぞれに相続放棄の書類を送ってください」という申し出までしてくれちゃいました。そーなんですよ、あの家、それでなくてももらって困る物件なんですよ、よろしくお願いします、ということで一気に物事が進展しました。スゴイ。

……というわけで、父以外で法定相続人と特定された親族全員の相続放棄の手続きをとることになりました。なんせ面識も全くない人達なので従兄弟の言うことを快く聞いて協力してくれるのかもよくわかんないし、全員から戸籍謄本とかも集めなくちゃいけないのでまだまだ大変そうなんですが、とりあえず。

それでですね、この相続放棄の手続きについていろいろ調べてわかったこともあったので、具体的なやり方についてまとめます。面倒と言えば面倒ですが、弁護士とか司法書士とか雇わなくても普通にできる手続きなので、知っておくといいかも、ですよ~。

 

(前置きだけで1500文字書いちゃったので次回に続く……)

 

追記:

書きました~。

自分以外の相続人に相続放棄してもらう手順