もう少しで2018年も終わりですねー。
みなさんにとって良い年でしたか?
今村は「いろいろあったけど、まあ自分なりには頑張ったよなぁ」という感じの年でした。何か大きなことを成し遂げたのか?とか言われるとそうでもないんですが、いろいろ学んでいろいろ考えて自分なりに成長したんじゃないかと思える年でした。
で、なんだかんだ言ってもそれなりに自分に満足できたのは、最近ツイートしたこれじゃないかと思うんですよね。
2年前に書いた記事ですが、あと1週間で2018年も終わるのでもう一回出しときます。最高の年になるシナリオを書いて先にスケジュールに入れてしまうっていうの、結果的にスケジュール通りに行かなくても得るものがあるのでオススメです。https://t.co/Mw2CUpBmzE
— 今村咲 (@saki_imamura) December 23, 2018
初めてトライしてみた2017年はあまり上手くいかなかったんですが、今年もう一度トライしてなんとなくコツがつかめてきた感じです。
なので、上の2年前の記事を補足するためにも、今村が学んだことをもとに具体的にどうするとより効果的なのかというポイントをまとめて、来年はどう管理していくつもりかちょっと書いておきます。
シナリオを書いてスケジュールを組んでしまうやり方を試してみたい人はぜひ参考にしてください。
シナリオとは
ここで言うシナリオとは、来年が自分にとって最高の年になった状態を想像したときに自分がどんなことをした結果そうなるのかを書き出したものです。
「こんなことをしたり、あんなことをした結果、最高の年になった」というシナリオを自分で事前に作っておくということです。
「シナリオ+スケジュール」をより効果的に行うためのポイント
最高の年になるシナリオは目につく場所に置いておく
このシナリオ活用を2017年にやってみて今村が失敗したことの1つは、ノートに書いたあと引き出しに入れてしまっていて、まともに見直したのは年末だったということでした。
これダメです。
シナリオは頻繁に見ていないと日々の忙しさの中で忘れちゃうんですよね。
方向性のことを忘れて目の前に出てくるタスクをこなすことに気を取られていると、1年なんてあっという間に終わっちゃうんですよ。年末になってからシナリオを見直して「あっ、そうだ、これやろうと思ってたんだよ……」とか思っても遅いのです。
なので、シナリオを書いた紙は壁に貼るとかスケジュール帳に挟んでおくとかして、いつも目につくようにしておきましょう。
シナリオは必要に応じて書き直す
人生いろんなことが起こるものです。
最初にシナリオを書いた時点では優先事項だと思っていても、実際に少しやってみたらやっぱりやりたいことじゃないとわかることもあるし、日々暮らしていると状況が変わって、他のことが優先事項として浮上してくることもあります。
その場合、シナリオは書き直さないとダメです。
もう優先事項ではないことがうやむやになってしまうのは別にいいんですが、代わりとなる方向性がはっきりしていないと、そこから先は惰性やノリで進んでいく状態になってしまいがちだからです。
最初から状況変化あるなしにかかわらず四半期ごとに見直して更新する、とか決めておくのもいいかもしれません。
具体的な実行プランをちゃんと作成する
シナリオとスケジュールは別ものです。
例えば「夏に◯◯を達成した」みたいなシナリオの場合、夏という時期と◯◯を達成という状況はゴールであって道のりじゃないわけです。時期を指定するだけではスケジュールを入れたことにはなりません。
この場合、◯◯を達成するために具体的にしなくてはならないのは何か、そしてそれらを夏までに終わらせるにはどういうペースで物事を進める必要があるのかというところまで考えて、「いつまでにAを行い、いつまでにBを行う」という感じで実行プランを立てておかないとダメです。
今の時点で具体的なステップがわからない場合は、「1月中に具体的なステップについて調べて残りのスケジュールを組む」のような感じで、とりあえずこれを1月のプランにしてもいいと思います。で、1月になったら月初めに具体的なステップについて調べる方法を書き出して、それをやる日時を決めてしまえばオッケーです。
連用ダイアリーの役割
「最高の年になるシナリオを書いてスケジュールに入れてしまう」のは文字通り期間を1年とした話ですが、そもそも1年で達成できないこともあります。
また「先のことまで見えなくても、どこにたどり着くのか進んでみたい」ということもあるでしょうし、「とりあえず試してみたかったから試したけれど、イマイチだった」ということもあると思います。
なので、シナリオとスケジュールと併せて、簡単な記録もつけておくのがオススメです。
日々の積み重ねを振り返ることができると、モチベーションも維持しやすくなって過程にある大事なものが見えたりもしますし、長期に渡って行うと根拠の無い自信もついてきます。
2019年版:今村のやり方
さて、これらの学びをもとに来年今村がシナリオとスケジュールとダイアリーをどう実践するのかという話ですが、上の記事の追記で書いたように今まで使っていた博文館 3年連用ダイアリー から高橋書店 3年卓上日誌に乗り換えることにしました。B6サイズがA5サイズになるので一回り大きいんですが、これならスケジュールと日記を統合できそうなので。
最高の年になるシナリオ
これは普通に別紙に書きます。
まずシナリオに入れたい事項をざっと書き出してみて、優先順位や過程的な順序なども考えながらやりたいことを絞ります。そしてそこから最高の年になるシナリオを想像して書きます。
書いたシナリオは、そのままダイアリーの月間予定のページのしおりとして使います。こうすれば月間予定ページを見るたびにシナリオが目に入ります。
スケジュール
シナリオに基づいて、大体どの期間に何をするかを年間計画表のページにガントチャート的に鉛筆で書き込みます。鉛筆で書くのは後で修正できるようにするためです。
そして月レベルでどこまで進めておきたいか考えて、月間予定のページの「要記」にやることリストをこちらも鉛筆で書き込んでおきます。年始めにやるのはここまで。
2019年12月追記:
長期的な取り組みに関しては、12ヶ月分書いておいて随時必要に応じて修正するのがおすすめです。でも、1、2ヶ月単位で終わる取り組みに関しては、3~6ヶ月分だけ書いておいて、書かれていることが終わる前に次の3~6ヶ月分を考えて書くのがおすすめです。あんまり先のことは細かく考えない方がうまく続けられます。
で、各月の始めが来たらやることリストを見直してカレンダーに予定として落とし込み、実行します。(例:◯◯について調べる→ 資料請求する、専門家に会う、書籍を買いに行くなど)
ダイアリー
日記の部分には、シナリオに関係しているかを問わず今まで通り書きたいことを自由に書いておくつもりです。
そして日記の罫線の上にある余白には継続的にやっていることや体調などを記録します*1。
ちなみに、シナリオ+スケジュールとは直接関係ありませんが、体調を長期に渡って記録すると結構いろいろな発見があるのでオススメです*2。
まとめ
普通に生きてると日々いろいろありますよね。
働いていれば会社や取引先との関係でいろいろあるし、家事や育児をしていたっていろいろあるわけです。
もちろん、人生にはそういうものをとにかくがむしゃらにこなさなくてはならない時期もあるし、実際そういう期間はそれをやっているだけで成長できたりします。でも、それ以外のときはやはり何か方向性を持って少しずつ行動しないと成長は望めません。
あとなんと言っても、何らかの方向性を持っていると「日々のいろいろ」に流されにくくなって単純に人生がもっと興味深いものになります。
……てことで、今村は上のやり方で来年も自分なりに頑張ろうと思います。
みなさんも良い年を迎えて頑張ってください。
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今村が2022年から使う3年ダイヤリーはこれ。
他の色もありますが、オレンジ(というか黄色)が気に入ってるのでまた同じ色にします。
今村が2019~2021年まで使った3年ダイヤリーはこれ。
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