こんにちは~、今村です。
「2023年にやりたいこと」を書いてからそれほど時間が経っている気がしないんですが、もう2024年分を書く時期になってしまいました。
時間が過ぎるのが早いというのはだいぶ前からあったんですが、リタイアしてからはそれに加えて曜日、日付、果ては年月の感覚まで薄くなって来ていて、最近なんだか時間が変な流れ方をしています。
自分の人生を振り返っても、昔のことなのに昨日のことのように思えることがあったり、昨日のことなのに昔のことに思えていることがあったりするし、もう少しでブロック宇宙論*1なんかも悟ってしまいそうな勢いです。
……というのは冗談ですが、要は「時間はどんどん過ぎて行ってしまうから、やりたいことをやるのが大事!」ということですね。
なので、今年も去年書いた自分との約束を振り返って、
2024年にやりたいことを書いておきます。
ちなみに、自分との約束は「最高の人生を実現する方法」の一部です。この間めっちゃ頑張って「最高の人生を実現する方法」のダイジェスト版をまとめたので、是非読んで試してみてください。
2023年の自分との約束を振り返って
国内旅行をもう少し続ける
それなりにいろんな場所に行きました。
奈良の平城京跡とか、しまなみ海道の村上海賊とか、長野の川中島古戦場とか、三重の英虞湾と真珠島とか。
村上海賊は面白すぎて、ツイートもしたしブログも書いたりしました。
でも、2月にトルコ・シリア大地震があったとき、何気なく「トルコは1回行きたい国なんだよね」と高齢の母に言ったら、「今なら10日くらい独りで置いていかれても大丈夫だから、海外で行きたいところがあるなら今のうちに行っといて欲しい」と言われました。なので、この時点で国内旅行の優先順位は下げて海外旅行の優先順位を上げることに決めました。
そして、6月にはトルコ、10月にはギリシャに行きました。
結果、約束した当初に想定したほど国内旅行はしませんでしたが、その分海外旅行をしました。
日本史と地理の基礎を学び直す
これもぼちぼちやっていたんですが、海外旅行の優先順位を上げたことに伴い、世界史や世界地理の方に時間を割り振り直す形になりました。まあ、世界史や世界地理と言っても、実際はトルコとギリシャ関連のことを急いで学ぶ感じだったんですが。
また、歴史を理解するには宗教の知識が必須ということに気づき、そちら方面の本を読むことも多かったです。仏教についてもちょっと勉強したので、そのとき日本の歴史にもちょっと触れましたが、日本史と日本地理については、基礎を学び直すというよりは、旅行した場所に関連したもの、仏教に関連したものについて学ぶ程度に留まってしまった感じです。
でも、海外旅行の優先順位が上がったことによる方針変更なので、良しとします。
代表的な日本文学作品をいくつか読む
日本文学の古典50選 (角川ソフィア文庫)の目次を見て「ほとんど読んでない」と思ったわけですが、ここにリストされている作品の中から方丈記と徒然草を読んで、平家物語を読もうとした時点で、図書館で本を借りて来るより青空文庫で読んだ方が簡単だと気付きました。
なので、そこからは上のリストは忘れて、青空文庫のアプリでとりあえず人気ランキング上位10冊を読みました。そしてその後も青空文庫で適当にピックアップして何冊か読みました。
……ということで、代表的な日本文学をいくつか読むという自分との約束は果たしました。
ただ、古いものは歴史的知識を得るという意味でわりと面白かったんですが、近代の作品には期待したほど心は動きませんでした。読んだもののチョイスがイマイチだっただけかもしれませんが、実際「えー、これが名作なの?」と思ってしまった作品も多く、ちょっと微妙でした。
古典はこれからも折々読もうと思いますが、近代文学はもう頑張って時間を割かなくてもいいかな、という感じです。
Duolingoをさらに続ける
1日も休まず続けました。楽しいです。
それぞれのコースにまたアプデがあり、新しい章があちこちに付け加えられたので、そういうところは戻って勉強したりしています。おかげでスペイン語のコースもイタリア語のコースも全く終わりが見えてこないんですが、それが嬉しいくらいです。
それどころか、スペイン語とイタリア語のどちらかが一通り終わったら次にやりたいと思っていたポルトガル語も、待っていたらいつまで経っても始められなさそうなので、始めてしまいました。
一度にたくさん学ぼうとするとどれも使えるレベルにならない可能性は大なんですが、とりあえず使う予定はないし、まあいいか、と。
ちなみに、3兄弟のようなスペイン語、イタリア語、ポルトガル語を同時に勉強すると、いかに似ていて違うかがわかって*2、かなり面白いです。
身体の仕組みをもっと学ぶ:Part II
今年はいろいろ身体の不調がありました。そのため、それらの原因、メカニズム、対応法、予防法などを頑張って調べていたら、あまり他のことまで手がまわりませんでした。
結果、ミトコンドリアについては何冊か本を読みましたが、ケトン体についての本は1冊も読みませんでした。免疫と冷え症についても、去年までに調べたこと以外(またはそれ以上)の資料を見つけられず、あまり勉強が進みませんでした。
ただ、想定していた方向での勉強はあまり進まなかったとは言え、実際にあった身体の不調に関することはそれなりに勉強したので良しとします。
2024年に自分と約束したいこと
皆既日食を見に行く
今年の4月に宣言したやつを実行します。
皆既日食を見て本当に畏怖体験ができるかはわからないし、行っても悪天候で皆既日食が見られず終わる可能性もゼロではありませんが、とりあえず行きます。
海外旅行をできるだけする
現時点ではまだ何も決めていないんですが、4月のアメリカ以外にも海外で行きたいと思っていた場所になるべくたくさん行けるよう頑張って企画します。
暑すぎるのも寒すぎるのもハードなのも身体に堪えるようになってきているので、海外旅行のハードルが年々上がってきています。そのくせ、移動手段を丸投げできて楽そうなツアー旅行はじっくり見れないからイヤと思ってしまうくらいは元気だったりします。困ったものです。
なので、年中暑いとか交通が便利でないなど、体力的にハードルが高い場所はどう対応すればいいのかよく考える必要があります。あと、春に行きたい場所が多いんですが、自由にそして元気に動ける春があと何回あるかわからないので、春の使い方もちゃんと考えたいところです。4月はもう皆既日食に取られちゃいましたが。
てことで、その辺を考えつつも、アメリカを入れて3ヶ所、できれば4ヶ所行くことを目指して努力します。
足腰を鍛える努力をする
今年はトルコでもギリシャでも「もう少し見て回りたいけど、疲れ果ててもう無理……」という場面が何回かあり、「どれだけ見たいものを心ゆくまで見られるかを決めるのは体力と足腰だ……」と痛感しました。
なので、2024年は足腰を鍛えて、体力ももう少しつける努力をします。
これを書いている時点では具体的に何をすればいいのかよくわかっていないので、何をすればいいのか調べて試すというところから始めて、良さそうな対策を選んで習慣化するというところまでやります。
身体の仕組みをもっと学ぶ:Part III
まず、ミトコンドリア、ケトン体、免疫など細胞生物学的なことを引き続き(というか2023年にできなかった分を)もう少し頑張って学びます。
あと「足腰を鍛える」と関連して、骨格・筋肉という観点からも身体の仕組みをもう少し学びます。足腰が痛くなりにくい身体の使い方やメンテの仕方とか、痛くなったときのケアの仕方とか。
そしてそれらの学びをもとに「だから何をどう実践すれば良いのか」というところまで落とし込んで、何かを習慣化するというところまでやる努力をします。うおー!
仏教についてもっと学ぶ
2024年は、日本史の基礎はとりあえず置いておいて、仏教に関する知識を深める努力をします。現時点では仏教の成り立ちや概要を少しかじった程度なので、次は宗派によってどう違うのかなど、教え自体をもう少し学びます。
そして、どこかの宗派を掘り下げて、まずは「こういう教えがあります」という解説書をいくつか読みます。どのくらい難しいのかにもよりますが、いけそうであれば「経典には実際こう書いてあります」というお経の訳を読むところまでたどり着けるよう努力します。
Duolingoを続ける
Duolingoに関しては、アプリを開けないような事態にでもならない限り、もう約束しなくても楽しくて続けてしまう気がします。なので、宣言しなくてもいいんですが、記録しておくとあとから読み返した自分が楽しいので、2024年の宣言にも引き続き入れておきます。
まとめ
はるか昔のことのように思えますが、2023年は教養を深める時間を作るために朝のツイートをやめた1年でした。
そして「マジで頑張る」という自分との約束を守った結果、自分の中の何かが確実に変わりました。
教養自体はそれほど深まったわけではなく、まだまだこれからです。
でも、ほんのちょっとかじっただけでこんなに世界の解像度が上がるものなのかと、改めて教養レバレッジの凄さに驚きました。「こことここがちょっとわかっただけで、あっちとそっちも芋づる式にわかってくる」みたいなことが起こるだけではなく、それが指数関数的にムクムク広がっていくんですねー。そうすると、自分が生きている世界が今まで生きていた世界と違ってきて当然です。
朝のツイートをやめると言ったのがはるか昔に感じられるのは、あの時の自分と今の自分の乖離が大きいからなのかもしれません。
そういう意味では、来年の自分が一体どうなっているのか、とても楽しみです。
みなさんも2024年が最高の年になるようしっかり画策してください。
良いお年を。
P.S. 教養については以前こちらでも書いたので、読んでない人はぜひ。