コロナで世界が変わってしまった2020年もほぼ終わりですねー。
予定もいろいろ強制変更させられて、個人的には想定と全然違う1年になりましたが、まあ人生なんてそんなもんなんでしょう。
とは言え、強制変更の可能性があろうがなんだろうが自分の方向性は持っておきたいので、恒例の振り返りと自分との約束の更新を今年もやっておきます。
ちなみに去年書いたのはこれでした。
今村が自分のために書いてるだけで、大した情報も入ってないので、読んでも読まなくてもオッケーです。
2020年の自分との約束を振り返って
あっちへフラフラこっちへフラフラする自分を大いに許す
次のフェーズに進むべきというだけで「次はこれがしたい!」というものがないまま現役引退したので、何がしたいかしばらくはテキトーにいろいろ試したいと思っていましたが、これに関しては自分が満足するレベルではできませんでした。
何もしなかったわけではなく、新しく始めたりトライしたことはありました。でも、もっといろいろできたんじゃないの?という感じです。
まあ、コロナの影響で予定がキャンセルになったり外出も減ったから思ったほどいろいろできなかったというのもあるんですけどね。実際、家の片付けやリフォームはその分たくさん進んだし。
なんにせよ、今年わかったのは「意識的にあっちへフラフラこっちへフラフラするのと、なんとなく流されてフラフラするのは別物だ」ということでした。
優先順位は低いけど長年やりたいなぁと思っていたことをやる
今村の場合、「◯◯に行って◯◯する」的なものがほとんどで、しかも行き先の大半が海外なので、今年は全然ダメでした。
4月のオランダ行きはフライトもホテルも予約済みだったんですけどねー。悔しいです。
まあこれは仕方ないですね。
長年というほどではないけれど、ここ1年以上やりたいことリストの下の方にあった「大塚国際美術館に行って美術史の時系列で名画を一気に見る」というのは実行しました。
ポートフォリオを見直して整理する
ポートフォリオ全体の手入れをして遊んでいる現金を減らしていこうと思っていましたが、途中でコロナ相場が入ったので、想定と違うことをしていました。
でもまあ、おかげさまで2019年より更に良い成績で2020年も終わりそうです。
ただ、コロナ相場で想定以上のリターンが出たせいで、ポートフォリオの見直しの優先順位が自分の中で下がり、結局その後は見直しも整理もほとんどしませんでした。
これは来年の課題として持ち越します。
定番になり得る寄付先を開拓する
結論から言うと、継続的に一定額を寄付する先は増やしませんでした。
何も考えていなかったわけではなく、6月にアメリカに行くついでに母校に寄って日本人留学生の支援を検討しようと思っていました。でも、アメリカ行きがなくなり、その後教育がオンラインに移行していく流れになったので、ボツかなと思っています。
ただ、寄付自体はコロナ関連のものを主にあちこちで少しずつしていました。給付金も自県のコロナ対策に寄付しましたし、寄付総額は去年よりも増えました。
そんな中感じたのは、毎月自動引き落としでする寄付より、自分でその都度考えて寄付する方がありがたみがあるな、ということでした。
自分で調べて寄付すると、「世の中にはこういう課題があるんだ」という学び、「こういうことを頑張っている人がいるんだ」という希望、そして「自分はそれを支援できる立場にいるんだ」という感謝が毎回あります。
なので、定番を決めて継続的に一定額を入れる形にしなくても良いかな、と今は思っています。 コロナが収束していろいろ動けるようになったらやっぱり自動にしたいと思うのかもしれませんが。
Duolingoで継続日数365日を突破する
365日を突破して、この間600日も突破しました!
スペイン語を使う予定があるわけでもなく、ただ楽しいからノリで続けようと思っただけですが、しっかり習慣化されて毎日Duolingoを開かないと気持ち悪い状態になっています。
そして「継続は力なり」とは良く言ったもので、まだあまり使えないレベルではあるけれど、1年前と比べたら明らかにスキルアップしています。勢いで「スペイン語を使う機会を作る」をやりたいことリストの下の方に追加したくらいです。
この歳で日々自分の進歩が実感できるものがあるっていいなぁと思います。
2021年にやりたいこと
てことで、来年の約束です。
時間の使い方のクオリティを上げる
「あっちへフラフラこっちへフラフラ」の出来が良くなかった原因でもあった「なんとなく過ごす時間」を減らして、意識的に過ごす時間を増やす努力をします。
のんびり、ダラダラ、目的もなく、心の趣くまま時間を過ごす、ということ自体は良いと思うんですよね。でも、「ハッと気がついたらなんだか時間が過ぎていた」的な流されてそうなるパターンを排除して、ちゃんと意識的にのんびり、ダラダラ、フラフラしたいです。
インプットのクオリティを上げる
「時間の使い方のクオリティを上げる」に関連して、インプットのクオリティを上げる努力をします。
昔から活字中毒的なところがあって本はどうしても質より量、熟読より速読になりがちなんですが、来年は今までの「暇つぶし的なノリで大量に本を読む」スタイルから「質や目的できちんと本を選んで熟読する」スタイルにシフトする年にします。
メモ術を極める
そして「インプットのクオリティを上げる」に関連して、メモ術も極めたいです。
メモ術は今までもわりといろいろ試していますが、長く続いたことがないし、書きっぱなしだったり、見直しても何を思って書いたのかわからない部分があったりと、満足がいくレベルで使えたためしがありません。
ただ、たまにもの凄く良いことが書いてあったりするんですよね。なので、メモ術の問題を考え直して、きちんと「学び→思考→応用・実践」までつなげていくやり方を確立して習慣化する努力をします。
長年やりたいなぁと思っていたことをやる
実際にできるかどうかは今後のコロナの状況や渡航規制にもよるんですが、出かけることが可能になったら、やりたいことリストにあるものを1つずつ実行していきたいです。
コロナのせいでできなかったというのと、人間いつ死ぬかわからないし体力がいつまで続くかもわからないというのがあって「優先順位は低いけれど長年やりたいなあと思っていたこと」の優先順位が上がってきていて、ただの「長年やりたいなと思っていたこと」になりつつあります。
カリフォルニア行きは優先順位がかなり上にあがってきています。行けるものなら来年行きたいです。
ポートフォリオを見直して整理し、もっと積極的にリスクを取りに行く
今年やろうと思っていたけれどやらなかった整理を来年はちゃんとやります。
あと、今までは投資運用に関する野心があまりなく「もう100歳まで十分に暮らせる資産もあるしそんなに頑張らなくてもいいや」というノリでしたが、ここ最近「余剰資金が増えればもっと寄付できていいかも……」と思うようになってきました。
なので、「もっとリスクを取っても良い資金枠」というのを作って、もう少し頑張ろうかなと思います。
イタリア語も始める
この調子で行くとDuolingoのスペイン語コースを最後までやり切ってしまいそうなんですが、Duolingoをやめたくないのでイタリア語も始めます。
どうせなら最初にちょっとやったフランス語を再開しろ!という感じですが、フランス語は喋るコツがどうしても掴めないんですよね。読み書きより喋れるようになりたいのでDuolingoは基本音声入力でやっているんですが、フランス語はその点でからきしダメなのです。トホホ。
一方、イタリア語はちょっと試してみたところなんとなく行けそうです。それにイタリア語は音的に世界で一番好きな言語なんですよね。あの投げやりな、人生をナメきったリズムの脱力系言語のイタリア語*1 を多少なりとも使えるようになったら、めちゃくちゃ楽しそうです。笑
まとめ
今まであまり年齢についてはあけっぴろげに言ってきませんでしたが、この機会に開き直って言うと、今村は来年50歳になります。
人生100年とすると、半分が終わって折り返し地点まで来ていて、英語で言うところの「over the hill」なわけです*2。
今村は、若い頃は「いきあたりばったりで」とか「後先考えず」みたいな「質より量」的な生き方をしてきました。そういう生き方をしたからこそ「流れに身を任せて目の前に現れたことを頑張ってこなしていれば勝手に行くところに行く」ということを身を持って学べたわけなので、今振り返ってもこれは本当に良かったと思っています。
でも、人生の後半は、前半で培ったその流れに任せる感覚を大事にしつつも「量より質」的な生き方にシフトする必要があると思っています。体力も時間*3も若い頃ほどないからです。
まあ、若い頃に比べて体力も時間もないことは40代時点ですでに十分身にしみてたんですけどね。認めたうえで前向き・具体的に対応するというところまで行っていなかったということです。
2021年はそういう意識の切り替えをやっていきたいと思います。
たぶん、今村のブログを読んでくれてる人たちは今村よりずっと若いんじゃないかと思いますが、どんな年代でもその年代でしておくべきこと、その年代だからこそできることはあるものです。
去年も貼っておいた「今村咲のさしすせそ」をまた貼っておくので、みなさんも頑張って2021年を良い年にしてください。
今村咲の「さしすせそ」
— 今村咲 (@saki_imamura) 2019年12月12日
さ:さっさと行動しなさいよ
し:心配したって仕方ないでしょ
す:好きなことするのが一番よー
せ:成長できてりゃそれでいーの
そ:損得考えてる時間がもう損なんだってば