あんまり市場に張り付いていないであくまでも不労所得の手段として株式投資するなら日本市場よりアメリカ市場、そして長期投資を前提にする方がオススメ、ということを書きました。
個人的にはドルで資産を持っておくこと自体が日本円と日本って国に対するヘッジになっていいと思うんですが、投資運用してる資金が全部ドルっていうのも不便だし不安に感じる人もいると思います。
で、そうなると日本円で持っておきたい運用資金はどこに投資すればいいの?っていう話になるんですが、ここで今村がオススメしたいのがソーシャルレンディングです。今村も以前は日本円をどうしたらいいのか困っていたんですが、今ではかなりソーシャルレンディングで投資しています。
簡単に言うと、ソーシャルレンディングのいいところは一旦ファンドを選んで投資したら放置しておけるということです。てか、途中で売買することは不可能なので、一旦買ったら放置するしか仕方ない仕様になっています。なので、市場がどうなってるのかとか心配する必要がありません。(海外ファンドで為替ヘッジしてないものは為替相場が気になるかもしれないので別。)で、期待利回りも悪くありません。
ソーシャルレンディングの基本についてまとめた記事はこちら。
いろいろな会社がありますが、どの会社がどんな案件を提供しているか、出入金などの手数料はどうなっているか、期待利回りはどのくらいかなどはこちらにまとめています。
ソーシャルレンディングの会社比較:2016年版(Part 1)
ソーシャルレンディングの会社比較:2016年版(Part 2)
うーん、でもソーシャルレンディングってそもそも大丈夫なの?と思った人、今村がその辺も掘り下げておきました。こちらに書いています。
融資先が明らかでない(明らかにできない)状況なので、ファンドの内容をしっかり確認することに加えてソーシャルレンディング会社の信頼性も見極めるべきということですが、その視点からそれぞれの会社がどのくらい当事者意識を持ってソーシャルレンディング業をしているか見るためにこんな比較もしました。
「ダメな会社の法則」でソーシャルレンディングの会社を比較してみました
いやでもさ、一旦買ったら満期まで保有するしかないっていう仕様は買ったら放置できると言えば聞こえはいいけど、流動性がなくて急にお金が必要になっても現金化できないってことじゃない?って思う人もいるでしょう。それはその通りです。
でもソーシャルレンディングを「ラダリング」すれば大丈夫です。ラダリングの仕方はこちらで説明しています。
現金を確保しながらもなるべく多くの貯蓄を運用にまわす「ラダリング」のススメ
ソーシャルレンディングは定期預金のように元本が保証された商品ではありません。また、期待利回りが高くてもその通りの利回りが得られる保証もありません。そのため、リスクをきちんと理解してそれぞれのファンドの内容を確認してから投資する必要があります。でも、ソーシャルレンディングはきちんと理解して投資すればある程度のリターンは期待できるいわゆる「ミドルリスク・ミドルリターン」な金融商品なので、なるべくストレスがない形で時間をかけずに投資したい人には向いているオプションですよ。